当館では、2ヶ月ごとにテーマを決めて展覧会を開催しております。
※常設展はありません。

現在の展覧会

国際博物館の日記念 企画展「暁斎・暁翠が見た明治維新150年」展
同時開催
特別展「河鍋楠美コレクション ―寄贈作品による現代作家」展

特別展「河鍋楠美コレクション」

会期:2018年5月1日(火)~6月25日(月)
休館日:毎週木曜、毎月26日~末日
入館料・ご利用案内アクセス

企画展:ごあいさつ

 2018年を迎えた本年は、明治維新からちょうど150年の節目の年にあたります。全国でも関連の企画展やイベントが開催されていますが、当館では幕末から明治前期に活躍した河鍋暁斎が戊辰戦争や西南戦争などの史実を元に描いた錦絵や、文明開化を諷刺した版本などの挿絵の他、当時、実際に上演された芝居の一場面を描いた行灯絵の下絵などを展示いたします。
 また、まさに明治元年生まれの暁斎の娘・暁翠が、父・暁斎の亡き後、暁斎の仕事を引き継いで描いた正月用の錦絵なども展示しています。いずれも当時の庶民の意識や風俗を知る上でも貴重な資料の数々ですので、ごゆっくりご鑑賞いただければ幸いです。
   平成30年5月1日 公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館 館長 河鍋楠美

企画展:展示作品

【第1展示室】
暁翠「鍾馗図」 紙本墨画淡彩 軸装
暁斎「月次風俗図 五月 鍾馗と鯉幟」 明治7年 紙本墨画淡彩 軸装
暁斎ほか「山水花卉生物図」 絹本墨画淡彩 三幅対のうち一幅 軸装
暁斎「松に双鳩図」 絹本墨画 軸装
暁斎「異人と侍」 文久3年 大々判俳諧摺物
暁斎「海上安全万代寿」 文久3年 大判錦絵三枚続
暁斎「蒙古賊船退治之図」 文久3年 大判錦絵三枚続
暁斎「新板かげづくし 西洋列強の襲来」 慶応3年 大判錦絵
暁斎「開化人と旧弊人のひげ引き」 校合摺
三代広重・肉亭夏良・暁斎「東京開化名勝之内 上野広小路 石井一庭」 明治8年 大判錦絵
暁斎「上野山内打入之図」明治8年 大判錦絵三枚続
暁斎「明治元戊辰年五月十五日 東台戦争落去之図」 明治7年 大判錦絵三枚続
暁斎「是も閻魔迷者説教」 明治10年 大判錦絵二枚続
暁斎「暴徒川尻本陣図」 明治10年 大判錦絵三枚続
暁斎・狂歌:万亭応賀「異物六合戦」 明治13年 大判錦絵
仮名垣魯文作・暁斎挿絵『牛店雑談 安愚楽鍋』第3編下巻 挿絵 明治4~5年 版本
仮名垣魯文作・暁斎挿絵『万国航海 西洋道中膝栗毛』第11編上巻 挿絵 明治6年 版本
総生寛作・暁斎挿絵『文明開化 道戯百人一首』安倍仲麿ほか 明治6年 版本
万亭応賀作・暁斎挿絵『東京花毛抜』一号 挿絵 明治7年 版本
仮名垣魯文作・暁斎挿絵『西洋料理通』初編上巻 口絵 明治5年 版本
土居光華作・暁斎挿絵『近世女大学』 口絵 明治7年 版本
木戸麟編・暁斎挿絵『小学修身書』第1巻 挿絵 明治14年 版本
川口宗昌編・暁斎挿絵『鹿児島征討録』第1巻 折込口絵 明治10年 版本
【第2展示室】
暁斎「文読む女と郵便夫」 明治9年 校合摺
暁斎「開化期の風俗 新橋ステーション」 校合摺
暁斎「釣橋之景 富士兆望」 校合摺
暁斎「東京名所 神田川目鏡橋真景」 明治6年 大判錦絵
暁斎「暁斎楽画第四号 極楽の開化」 明治7年 大判錦絵
暁斎・文:万亭応賀「新説連歌帖三 寝台に寝楙」 明治8年 大判錦絵
肉亭夏良・暁斎「東京開化名勝 浅草奥山花屋鋪、筑波二王尊影相之図」 明治7年 大判錦絵
豊原国周・暁斎「東京開化名勝ノ内 金龍山」 明治8年 大判錦絵
暁斎『漂流奇譚西洋劇』「パリス劇場表掛りの場」下絵 明治12年 紙本墨画、朱
河竹黙阿弥『漂流奇譚西洋劇』「パリス劇場表掛りの場」小下絵 明治12年 紙本墨画、朱
土居光華訳・暁斎挿絵『母の導き』上巻 挿絵 明治7年 版本
木戸麟編・暁斎挿絵『修身説約』第9巻 挿絵 明治11年 版本
ピエ―ル・バルブトー編著・暁翠挿絵『FABLES CHOISIES DE LA FONTAINE』(ラ・フォンテーヌ寓話集) 明治27年 版本(チリメン本)
暁斎「東京名所之内 上野山内一覧之図」 明治10年 大判錦絵三枚続
暁斎「東京名所之内 上野勧業博覧会図」 明治14年 大判錦絵三枚続
暁翠「卯歳七福神豊年踊」 明治23年 大判錦絵三枚続
暁翠「風景写生 山・街灯」 紙本淡彩
暁翠「風景写生 山・滝・電信柱」 紙本墨画

同時開催
特別展「河鍋楠美コレクション ―寄贈作品による現代作家」展

特別展:ごあいさつ

 私は暁斎の曾孫ではありますが、「画家にはなるな」と幼い頃から言われましたので、眼科医の道に進み、1964年に蕨眼科を開業いたしました。しかし、美術を愛好する気持ちは持ち続けており、「文化の乏しかった蕨の地に美術を」と考えて、1976年に蕨眼科内に「わらび画廊」を併設いたしました。画廊では、新進気鋭の現代作家の皆様の作品を一週間毎に展示すると共に、暁斎も知っていただきたいと暁斎の作品を展示すると共に、現代作家の方々の展示も行ってまいりました。
 その後、自宅があったこの場所の一部を1977年に「河鍋暁斎記念館」として開館、展示室を広げて1986年に財団法人の認可を受け、現在のように第三展示室とショップを開設するに至り、2012年には公益財団法人に移行、その間、「わらび画廊」は役目を終えたを終えたと感じ、閉廊いたしました。
 今回は当館の開館40周年を記念し、「わらび画廊」で個展を開催された方や、個人的に交流を持った方々から寄贈を受けた私のコレクションをご覧いただきたいと存じます。
 また、暁斎の孫で、暁翠の長女、そして私の母である河鍋吉(かわなべ よし、1907~1973)の日本画も、今回初めて展示いたしますので、ご高覧いただければ幸いでございます。
   2018年5月1日 公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館 館長 河鍋 楠美

特別展:展示作品

1,「風景」 矢嶋貞夫(切絵作家) 切絵・版画白黒
2,「群影」 勝正弘(漆芸家) 漆絵
3,「観音立像」 入江勇(彫刻家・蕨市「成年式発祥の地記念像」制作者) 木彫
4,「多聞天と天邪鬼」 橋本太久磨(洋画家) 油彩画
5,「けし」 サイタ亨(洋画家)
6,「冬の空」 福田利秋(木版画家) 版画(彩色)
7,「おもちゃの祭」 田口雅巳(画家) 版画
8,「裸婦 情のシリーズ 青春の彷徨」 後藤後(画家) 油彩
9,「HC」 小山右人(洋画家・小説家・医学博士) 版画
10,「抽象画」 長谷川栄(美術館研究者・造形作家) 油彩画
11,「見沼好日」 悳俊彦(洋画家・浮世絵研究家) 油彩画
12,「晩春の城」 吉野正明(洋画家) リトグラフ
13,「オランダ風車の景色」 山根光雄(写真家) 写真
14,「ヨーロッパの家」 山根光雄 写真
15,「情景・その3」 木村光佑(版画家) リトグラフ+シルクスクリーン
16,「鳥」 小川雅子
17,「魚」 小川雅子
18,「鯉」 河鍋吉(よし、暁斎の孫で暁翠の娘、館長河鍋の母) ちぎり絵【初公開】

会期中のイベント

5月13日(日)14:00~ 第65回日曜美術講座(講師:館長 河鍋楠美)

展示内容


2018年 暁斎・暁翠展

暁斎とその娘・暁翠の展覧会が、開催中です。
暁斎・暁翠伝
河鍋家伝来・
河鍋暁斎記念美術館所蔵
暁斎・暁翠伝─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─

会期:4月1日(日)
   〜6月24日(日)

(前期5/13まで、後期5/15から)
会場:東京富士美術館 

図録『河鍋暁斎・暁翠伝』(株式会社KADOKAWA)、全国の書店にて販売中。

他館で見られる暁斎

現在、他の美術館・博物館で展示中の暁斎作品についてはこちら

5・6月おすすめグッズ

『暁斎読本Ⅰ』
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暁斎読本1

『河鍋暁斎挿絵集』1・2
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2:7,560円
『河鍋暁斎挿絵集』

ミュージアム・ショップ

暁斎に関する図録・書籍類、
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